縮毛矯正に関しての説明
縮毛矯正の疑問1
縮毛矯正はなぜ痛むのか?
それは癖を伸ばすために使うアルカリ性の薬剤が強すぎると髪の内部構造を壊すので髪が脆くなったり最悪の場合、切れてしまうのです。
内部構造が壊れるというのは髪の健康に必要なタンパク質や水分が流れ出てしまうので、スカスカなパサパサした髪になってしまいます。
また、癖毛にお悩みの方は繰り返し縮毛矯正をする方が多いので何度もアルカリ性の薬剤が髪に付着し壊れてしまうのです。
縮毛矯正の疑問2
縮毛矯正の疑問3
はい、可能です。ですがこちらも非常に髪への負担がかかるため注意が必要です。
アルカリ性のパーマの薬剤で髪にダメージを与えてカールをかけた髪にもう1度ストレートの薬剤をつけた時、状態によってはヘアカラーの時と同様に髪の強度がもろくなり、切れ毛やジリジリになってしまいます。
一概にパーマと言ってもさまざまな種類があります。こちらについても髪の状態を見て適切な判断をしてくれる美容師さんでないと失敗されてしまう可能性があります。
ヘアカラーもパーマも理想的には一週間程度の間隔を空けることが推奨されますが、どうしても分ける時間がない方や髪が健康な場合は同時施術も可能です。
ただし、希望する色味は負担の少ない暗めの色にしたり根元の伸びた分のみ(リタッチカラー)を染めたり、できる限りダメージを抑えながらやるという判断が重要です。
縮毛矯正の疑問4
髪質改善トリートメントと縮毛矯正の違いとは?
髪質改善とは髪に必要な栄養補給をしながら今後ダメージを出さないような髪への負担が少ない薬剤でキレイな艶髪を育てていく施術です。
一般的なヘアサロンのトリートメントは髪の表面をシリコンなどでコーティングをして擬似的にツヤがあるように見せます。
ですが毎日シャンプーをしていると数週間でコーティングが剥がれ落ちてしまい、あっという間に元通りになってしまいます。
よくトリートメントの持ちが悪いと言われる原因です。
一方、髪質改善トリートメントは髪の主成分であるタンパク質を補い内部補修をすることによりハリコシのある内側から本来の健康的な艶髪へと導きます。
さらに栄養補給だけでなく使用する薬剤もアルカリを抑えた髪にも頭皮にも優しいお薬で施術することにより、今までの薬剤ダメージを軽減しながら髪のお悩みにもアプローチします。
今ある髪を健康的に、これから生えてくる髪はダメージレスで長期的にキレイな艶髪を手に入れられます。
縮毛矯正の疑問5

縮毛矯正の疑問6
縮毛矯正後のアフターケアはどうすればいいの?
施術後は薬剤の影響で髪が安定していない状態です。とてもデリケートでダメージしやすい状態なので扱い方には注意が必要です。
注意すること
・施術後の当日のシャンプー(安定するまで24時間はしないようにしましょう)
・アイロンやコテなどの熱処理(巻き方によって折れてしまうことも)
・長時間キツく結ぶ、ヘアアレンジ(癖がつく恐れがあるので結ぶときはシュシュで軽めに束ねましょう)
・濡れたまま放置(特に摩擦や刺激に弱くなっています。また、濡れた状態は傷みやすく癖も出やすくなってしまうのでしっかりドライヤーをしましょう)
その他にも洗浄力の強いシャンプーを使わずにアミノ酸系などの優しいシャンプーを使うようにしたり、髪の内部補修ができるたんぱく質を補えるトリートメントをすると良いです。
結論
お悩みを解決できる施術をすることです。例えばツヤツヤなキレイな髪にしたい方は何が原因でツヤツヤなキレイな髪になっていないのか?
ダメージが原因なのか?もともとの髪質が原因なのか?加齢によるエイジング毛が原因なのか?・・・
なぜダメージしているのか?
繰り返しかけている縮毛矯正やパーマが原因なのか?白髪染めはヘアカラーが原因なのか?毎日のアイロンやコテ、ブローが原因なのか?使っているシャンプートリートメントが原因なのか?ドライヤーが原因なのか?紫外線が原因なのか?乾燥が原因なのか?食事が原因なのか?
ほかにも考えられることはたくさんありますが自分で判断するのは難しいですよね?その原因を教えてくれる美容師さんに出会うのが近道だと思います。
もともとの髪質が原因で艶髪にならない方がどんなに最高級トリートメントをしても理想のツヤツヤにはならないでしょう。なぜなら癖毛である可能性が高く、癖をなくす施術が必要だからです。
逆にダメージが原因で艶髪にならない方は最高級トリートメントをしてダメージの原因となるものを改善していけば理想のツヤツヤな髪を手に入れられるかもしれません。
つまり癖には縮毛矯正、ダメージにはトリートメントといった必要なところに適切な施術をしていくことが大切だと考えております。